桜散る夢 ~愛を誓う~
土方「おいてめぇ、
何ごそごそしてやがる!」
零「本当の事を話す。
が、その前に1つ質問させてくれ。
今、何年だ?」
近藤「?今は元治元年だが?
なぜそのようなことを?」
零「...俺は平成という、
今から約150年後の未来から来た。」
零がそう言うと、男達は
こいつは何を言っているんだ
とでも言うような目で見た。
土方「んな、馬鹿なことがあるか!」
沖田「苦しい嘘だね...。」
沖田からは哀れみの目が向けられる。
零「証拠ならある。
見せるから縄をほどけ。」
土方「信用できるか!」
零「んなら、
刀を抜いて俺に突きつけておけ。
それでも無理なら、
足の骨を折るなりして
逃げられないようにすればいい。」
零「...貴様。
己の言っていることは本気か...?」
零「あぁ。
別に今さら死のうが、
どうでもいいしな。
で?
どうする?折っとくか?」