ずっと、好きでいる。








「・・・・・・・・・・・・行こう、優貴。 藍を連れ戻そう」







優貴の手を握り、立ち上がる。







「イイ大人が1人で連れ戻しに行けないのかよ。 しかもオレ、病み上がりだっつーの」







優貴に白い目を向けられた。







・・・・・・・・・・確かに。 こんな夜に、救急車で運ばれた子どもを連れ回すって・・・・・・・・人としてないわぁ。








「・・・・・・・・・・だよな。 明日にしよっか」







優貴の背中を『ポンポン』と叩き、自室に戻る様に促す。







「『ポンポン』じゃねーわ!! 留守番してるから1人で行けよ、お父さん!! 大事な事を後回しにすんな!!」







『ドス』くるっと振り向いた優貴に、みぞおちに1発食らわされた。
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