ずっと、好きでいる。








「・・・・・・・・・・藍、今から出て来れない?? 今、藍の家の前にいるんだ」







『・・・・・・・・・・は??』







驚いた藍が、部屋のカーテンを開けた。







オレらを見つけた藍に手を振ると







『何やってんの、大貴!! ワタシ、まだ親に何も話してないんだよ!! 親には『大貴が今出張中だから帰ってきた』って言ってあるんだよ!! 親に見つかったらヤバイ!!』








言い終わると、藍は携帯を近くに置くと両手でバツを作って、オレらに向けた。








・・・・・・・・・・・って、そんな事情初めて聞いたし。 藍、色んな人に嘘吐きまくりやな。 ・・・・・・・・・・・オレがそうさせてるのか。







とりあえず、『携帯を耳にあてろ』と藍にジェスチャーを送り、藍が携帯を手に取ったところで、ゆっくり息を吸った。








「・・・・・・・・・・・・オレ、ドコに出張中なのよ。 ・・・・・・・・・じゃあ、近くの公園で待ってるから、ちょっとだけイイ?? 大事な話があるんだ」









そう、物凄く大事な話が。
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