ずっと、好きでいる。
藍の実家の前に到着。
藍の家は、閑静な住宅街の一軒家。
オレらのいる場所から、藍の部屋に明かりが点いていている事が確認出来た。
2階にある藍の部屋を見上げながら、藍に電話を掛ける。
5コールした後
『・・・・・・・・・・・・ハイ』
出るのを躊躇っただろう藍が、遠慮がちに声を出した。
多分、さっき言い過ぎたと、藍なりに反省しているのだろう。
自分を遠慮なく叱ってくれた藍を、優貴が好きになった事実を、藍はまだ知らないから。