ずっと、好きでいる。








幸せを感じながら、洗顔をして着替えを済ます。







ダイニングに行くと、藍と優貴が座って待っていた。







オレも椅子に座り、3人で唱和をして朝ゴハンを食べる。







今日は和食。 優貴も『美味しい』と言って朝からモリモリ食べている。







昨日、いっぱい泣いて随分スッキリしたのだろう。







そんな優貴を見つめる藍の目が、優しくて嬉しそうで。







なんて幸せな朝食なんだろう。 こんなに幸せで良いのだろうか。







顔が綻びすぎて、上手く味噌汁を啜れないでいると







「お父さんとオカンはいつ結婚するの?? オカンはいつ正式にオレのオカンになってくれるの??」







優貴がシャケをほぐしながら、オレと藍の顔を見た。
< 167 / 278 >

この作品をシェア

pagetop