ずっと、好きでいる。








「・・・・・・・・・・・うーん。 いつにしよっか。 近々大安の日ってあった??」







『籍は結婚式の日に入れたい』と言っていた藍が、近くにあったカレンダーを捲り出した。







藍は、優貴を気遣って結婚式をしないつもりなのだろう。







お母さんの喪が明けていない優貴を、結婚式に出席させるのは流石に酷だ。







・・・・・・・・・・・・でも、藍の花嫁姿は絶対に見たいし、藍にウエディングドレスを着せてあげたい。








結婚式は、また今度仕切りなおそう。








結婚式は、今じゃなくても出来るから。
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