水巫女の獣になった日
物語の始まり
これは俺、白波 賢斗(しらなみ けんと)が高2の時の話。

あの夏がなければ俺はこんな所にいないし、いたって普通の、平凡な大学生になっていただろう。

それぐらい、高2の夏は奇妙かつ充実したものだった。





俺の人生は1人の女とそれに忠誠を誓った3匹の大きな獣達によって狂わされた―――――
< 1 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop