水巫女の獣になった日
担当の種族
「お前は雑魚妖精を担当してもらう。」

「担当って?」

龍清に会った後、沙娜にこれからのことについて聞いた。

「担当って言うのは、その妖精たちのリーダーになって、政治や警備、争いとかに責任を持って対応することだよ。」

いつからか、虎牙と狼茉が側にいた。

「で、君は雑魚妖精の担当になったんだよ。」

雑魚妖精の担当………。
「雑魚妖精はある意味厄介な種族達だ。まず数が多い。」

沙娜がやれやれと言うように言った。

「あと、雑魚妖精って1つに括られても、その中にはたくさんの種族がいるから、それぞれに対応しなくちゃならないんだよー。」



俺は無性に逃げ出したくなった。
< 24 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop