幼なじみにわたしの生死がかかってる件

『これで完璧なのだー。シンプルイズベストなのだー。』


実際、中野さん家のスイくんはとても体格が良いので何を着てもイケているのだ。


ぶっちゃけてしまうとそこらへんの安売りTシャツ着てても‘え、どこで買ったの?’みたいな感じに着こなしてしまうのだ。この男前め。


「ところでコウ、寝るんじゃなかったのか。」


突如、スイは言った。

寝る…なんでわたしそんなこと言ったんだっけ。


フルーツタルトがなくなったせいでやることなくなったから……そうだ、フルーツタルト!


『うわああああああああ』


「黙れキョーリュー。」


『スイのばかあああああ思い出しちゃったじゃんかあほおおおおおおお』


スイはしかめっ面で耳塞ぎながら離れていくけどわたしは気にしない。


この家には現在スイとわたししかいないのだから犯人はスイ以外にいないのだ。

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