幼なじみにわたしの生死がかかってる件
そして、同時にわかったことがある。
今日の佐原家食事会は、ミウちんのお誕生日会なんだ。
胸がちょっとズキッてした、気がした。
ミウちんはスイに両親に、夜まで祝ってもらえるんだなーとかさ。でもそんなの気にならない。気にしない。
だって、
『スイー?』
「あ?」
『死んじゃう。』
「なんだと。」
『スイが好きすぎて死んでしまいそうなのだー。でもね、』
「あ?」
『でも死なないよ。だってスイがくれたケーキはわたしを世界一強くしてくれるのだ!世界一だよ世界一、どうだびびったか!』
腰に手をあててえっへんしたら、なぜか顔面わしづかみにされた。
『乙女の顔をわしづかむとは何事かー!』
「うるせえ、てめえは2番だ。世界一強いのは俺。」
なんか妙に納得だけど、乙女の顔面わしづかみは不届き極まりないので、親指にかぶりついてやった。