【永遠の愛を繋ぐ2人の手】(*ラブコスメ参加作品)
「…私も菊田に握手を求められるのが
嬉しくて仕方なかった。
握手と同時に微笑んでくれる
菊田の顔が見られるのが
堪らなく嬉しくて
手から伝わる緊張感と
体温が愛おしくて
菊田に振り向いて欲しくて
…私を好きになって欲しかった。」
「…愛梨。」
「…私ね。
『本当は菊田と離れたくない。』
『この手を離したくない。』って
何度も思って……んんっ。」
私はいつの間にか
彼に顎を持ち上げられると
噛み付くように唇を塞がれていた。
大好きな菊田と初めて交わすキス。
段々深まっていくキスに
体中に緊張が走って
絡められた指にも力がこもる。
ギュッと握ると
彼もギュッと握り返してくれる。
『好きだよ。』
『ここにいるよ。』
そう言ってくれている気がして
安心するような優しくて熱いキス。
やがて唇が離れ
「……瑛亮…好きよ。」
ずっと呼びたかった
目の前にいる愛おしい彼の名前を
そっと呼んでみると
「…やっと呼んでくれたな。」
そう嬉しそうに微笑みながら
私にもう一度
触れるだけのキスをすると
「…俺も愛梨を愛してる。」
そう愛を囁きながら
繋がれた私の右手の甲を撫でてくれた。