ヤンデレ〜女の嫉妬〜
「…アゲハを殺すために
邪魔な奴らを殺したら
お前の恋は叶えてやるって言われて
…ごめんな」
…絶望感しかない。
ここまできて死ぬの?
私はなにもできないの?
絶望感に浸っていたとき
パァァァンッッ‼︎
立華が銃撃した。
「れ、れれれれれ麗美が撃っ…たら
私もこれを麗美めがけて撃つ‼︎」
立華の声が震えてる。
怖いよね…。
私は…このとき
なんで自分のことしか
考えなかったんだろう。
どうして、麗美を味方にすることを
考えなかったんだろう。
「り、立華……」
日茉莉も怯えていた。
私は、この場の誰もが
いつ死ぬかわからない状況に
陥っていることを悟った。