ヤンデレ〜女の嫉妬〜




「…アゲハを殺すために
邪魔な奴らを殺したら
お前の恋は叶えてやるって言われて
…ごめんな」




…絶望感しかない。
ここまできて死ぬの?
私はなにもできないの?


絶望感に浸っていたとき





パァァァンッッ‼︎




立華が銃撃した。





「れ、れれれれれ麗美が撃っ…たら
私もこれを麗美めがけて撃つ‼︎」



立華の声が震えてる。
怖いよね…。



私は…このとき
なんで自分のことしか
考えなかったんだろう。



どうして、麗美を味方にすることを
考えなかったんだろう。



「り、立華……」



日茉莉も怯えていた。




私は、この場の誰もが
いつ死ぬかわからない状況に
陥っていることを悟った。
< 163 / 179 >

この作品をシェア

pagetop