女達の戯言
コンビニを後にして
最寄り駅までまた
フラフラと歩き出すとーーー






「すいませんっ!」


大きな声に驚いて振り向くと
さっきのコンビニの店員だった。
見た感じ高校生くらいに見える
健全を絵に描いたような
若い男の子が立っていた。


ん?


って顔を向けると


「すいません、釣り銭間違っていて……。」


と、たったの一円を差し出す。


ああ、釣り銭ね。
しかも一円くらい良いじゃんね、別に。


だからーーー


「募金箱にでも入れておいてよ。」


確かレジ横にあるじゃんね。
あたしがそう言うとその子は


「いや、でも……。
釣り銭、間違えたのは俺ですから
一旦、返しますよ。
後はお客さんの好きにしてください。」


と、意外にも頑固なことを
言ってくる。


はぁ……面倒くさ……。





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