あたしが恋した総長
そんな雑談をしていると
龍「優梨、お前もう帰らなくていいのか?」
優「え?」
時計に目線を向けると8時過ぎを指していた
優「あぁ、別に問題ないけど帰ろうかな」
廉「なんで問題ないんだ、8時過ぎだぞ?親が心配すんじゃねーの?」
優「あたし一人暮らしだから」
寂しいなんて思っちゃいけないんだ
あたしなんかが寂しいなんて
龍「あ?そうなのか、自分で払ってんのか?」
優「ううん、生活費は毎月振り込まれるの」
龍「…そうか」
優「うん。じゃあ、またね」
龍「待て、送る」
優「え?いや、いいよ、悪いし」
龍「駄目だ、もう遅いし、お前が拉致られても困る」
優「…ありがとう」
龍「ん。行くぞ」
そう言われて、手を握られ扉へ向かう
翔「ばいばーい、優梨ちゃん」
翠「おやすみなさい、気をつけて」
廉「またな」
海「…」
優「ばいばい」
海は相変わらずね
龍毅に手を引かれ部屋を出た