あたしが恋した総長
「誰だおめぇー?ここが何処だか知ってるのかー?ここは鳳龍の倉庫だぞ!怪我したくなきゃ、帰りな、お嬢さん」
と見たことない奴が一人出てきて、あたしに言った
あたしはメンバーの名前と顔は全員覚えてる
ということは、あたしが来てない間に入った新入りか
中々いい度胸してやがるな、こいつ
「黙ってねぇで、なんか言えや!」
そう言って殴りかかってきた
こいつ女相手でも平気で殴りかかってくるのかよ、駄目だな~
まだここのルールが頭に入ってないのか
あたしはそいつの拳を華麗にかわし、腹にひと蹴り入れてやる
「う"ぅ…!」
優「お前、威勢はいいが、なんもしてねー奴にいきなり殴りかかるのは感心しねーな。それとここのルール、1から覚え直せ」
「…な、何者だ」
優「あたしは鳳…」
「「総長!!お久しぶりです!」」
「哲!てめー総長に何してたんだ!!」
哲「えっ!?この人総長なんすか!!??」
優「そうだ、鳳龍総長、原野優梨だ」
哲「す、すみませんでした!!!」
そう言って哲と呼ばれる男はあたしに土下座した