幼なじみの大ちゃんにlove





意外に混んでるわね…



「ちょっと私を通させて!」



「あれ、ANRIじゃね!!?」


え?


「本当だ!ANRIだ♪」


そう言えば私、仕事が忙しくてあまり皆の前に顔出さないから、私がこの学校にいるって知ってる人、意外に少ないんだったけ…?



「写メ撮らないと!ってか、この学校だったんだ♪」



「そう言えば、ANRIさん金持ちなのに何でこんな庶民的な学校にいるの?」


ギクッ!!


「本当だ!まさか…」



やめて!!


ってか…ヤバイ!何とかしないと…



「金持ちだけど、金持ちすぎる生活に飽きて、庶民的なこの学校に来たんじゃねーの?」



えっ…、誰?



「大輝様!!?ANRIのあとは大輝様だ~♪」


大輝くん!!?


この学校だったんだ…!



「「「「キャ~~~!!!」」」



「王子だ、王子!!」


「あたし、友達に伝えてくる!!!」



ってか、スゴい人気ね…!?



「おい、行くぞ」


「え?ちょっと!!?」



手…握ってる!


まぁ、正確に言うと手首だけど…



ってか、どこに連れて行くつもり!!?




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