幼なじみの大ちゃんにlove
【Side大輝】
「ねぇ~!大輝くん一緒の班になろう♪」
「いやいや、私の班に!!」
「はぁ?大輝くんは私の班にくるのよ!」
…うるさい
ってゆーか、俺の机の周りを囲まないでほしい
まぁ、俺は美咲と一緒の班にでもなろうかな?
「ごめん、俺もう班決まってるから」
「嘘ー!!」
「残念…」
きっと美咲なら良いよって言うはずだし
「みさー…は?」
「けど、まぁこれで人数はそろったね!」
…美咲もう班決まってるし
なんだよ…しかも良く見たらアイツ、またメイクしてるし!
しかも、前よりも可愛くなってるし!!
優のやつ…美咲にメイクしてあげたな?
あのやつ…
まぁ、とにかく俺も班探さねーとな
「大輝~~!!」
ーガバッ!
いきなり声がしたと思ったら、誰かに後ろから抱きつかれた
ってか、この声は…
「秋斗(あきと)か」
「正解!!(笑)俺と一緒の班になろうぜ♪」
「別に良いけど、面倒くさくない女子がいる班が良いー」
「はいはい(笑)…そう言えば美咲ちゃんのとこには行かなかったんだ?」
「なんかもう決まってた」
「へ~…美咲ちゃんにしては珍しいね?」
確かに…珍しい
今までずっと一緒だったのに、いきなり離れるなんて
美咲余計なこと考えてるな?
はぁー…。