この力があるかぎり



「弱点の能力でかき消すとは…なかなかやるな…かなりの風圧だったはずなんだが…」


「本来、土の能力は風の能力に弱い。しかし、能力の使い方しだいではそれを覆すこともできる。今は塀の代わりにして、風を受け流し消した。もし、砂のように薄いガードをしていたら、私の足はきっと鎖で巻きつけられていた…話はここまで。次は私の攻撃…本気でいく。」


「楽しませろよ。」


「わかってる。」


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