星使いの少女

そして、あたしは静かに語りだした。



「…皆は《星使い》を知ってるよね?それがあたしなの。あたしは8歳の時にすべての星座の精霊と契約し《星使い》の称号を得た。…このペンダントが《星使い》の証である証拠なの。」



あたしは首からペンダントを取り、皆に見せた。



「このペンダントは《星使い》のみが持つ事の許されるもの。そして、あたしは魔力の数値が高いことから、この世にはない異世界のモノ…悪魔や堕天使に狙われている。あたしを食べればすべての力を操れるのと同じことだからね。」



「…やっぱり、お前は何かを隠してたのか」



…勝利には気づかれてたけどね



「ごめんなさい…」



あたしは皆に深々と頭を下げる。



「…こんなあたしでも、皆は一緒にいることを許してくれますかーーー−−…?」



できることなら皆と一緒にいたい…


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