星使いの少女

強がり


しばらくして、あたしはふたたび現実世界へと戻ってきた。



「由良!!」



「神崎!?もう戻ってきたのか!?」



「そうよ!!まだ1、2分しかたってないよ!?」



…うるさいなぁ



あ、そっか…皆に言ってなかったっけ?



「あ、ごめんね?言ってなかったよねっ!!えっと…こっちの世界とは次元が違う異空間だから時間の流れが違うんだよ」



「なるほど…で、何しに行ったんですか?神崎さん」



う…



晴馬は鋭いなぁ…


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