紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~


「せ、瀬谷君………ッ?!」


「………」



しかし何故か瀬谷君の顔がそのまま少し下にずれた…、と思ったらすぐにピタリと止まる。


私の目の前には瀬谷君の首筋…。




え?


何なの?


瀬谷君の意味不明な行動に、私は唖然としたまま身体が動かない。




クルッと横を向く、瀬谷君。


目がバッチリ合って、胸がドキンと鳴った。




ちょっと瀬谷君?


顔がかなり近いよ?






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