Secret love*〜永遠の愛〜
Forever*1
電車乗りたくない
でも、乗らないと会社行けない…
…
「はぁ…」
私は、気分が悪いが乗った。
若いカップルが手を繋ぎながら、イチャイチャしている。
「(ここは公共の場ですよー‼︎若い子の特権だよなー。イチャイチャできるって…だって50歳の叔父さんが奥さんとイチャイチャしてたら、キモいもん)」
それに…この匂い…本当に…
気持ち悪い…
足元がぐらつく。
「っと、大丈夫ですか⁇」
私の腰を掴み、抱きかかえてくれた。
「あっ‼︎すみません‼︎ただの貧血です」
「少し、外の空気を吸いましょう。次の駅でおりましょうか^ ^」
言われるがままに、会社の2駅前で降りた。
ベンチで休んでいると、栄養ドリンクを買ってきてくれた。
「ぁっ、ありがとうございます…」
「いえいえ、体調良くなりました?」
この人、めっちゃいい人だ。
いや、まじで。
「あの…e…「電車、初めてなんですか?」」
「いや…乗った事ありますけど、持病があって…貧血っていう…(笑)」
驚いた顔をする彼。
「…俺、彰(あきら)って言うんですが、良ければ連絡交換しませんか?」
私の事、本気で心配してくれてる
すごくいい人だ