TSUBASA
飛べるような気がして
その後、冬樹は何も言わずに、、、


何もあたしに聞くことなく、部屋を出て行った。


あたしは、部屋についているシャワールームでシャワーを浴び、布団の中に潜り込んだ。


この日、あたしは安心して眠れた気がした。


何も考えず、何かわからないものに脅えずに、、、


目を覚ました時に、一瞬ここがどこだかわからずに不安に襲われたけど、、、


でも玲が部屋に入って来たことで、自分が居る場所を思い出し、安心した。


「相変わらず、暇だな~」


そう言い、勝手にベットに横になる。


暇って、普段玲は何をしているのだろう。


学生、、、


では、ないはず、、、


どう見たって、あたしより年上。

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