ヤクザの家族になっちゃった!?
第一章 プロローグ

こんにちは、私はいずみ。

仲野和泉。

16歳。

職業、フリーター

学校?

行ってないよ

そんなの行く余裕ないし…

別に、頭が悪くて行けなかったわけじゃないよ?

てか、中学では学年で一位だったし。

まぁ、それなりにって感じ。

じゃあなんで行かないの、って?

そりゃ、家庭の事情ですよ

主に母親の…ね。

「いずねぇ!かえりょ?」

手をぎゅっとにぎってそうって来たかわいい弟…逹。

双子の女の子(四歳)二人と、三歳の弟。

まぁ、これがかわいいのなんのって…♡

「うん、帰ろうね」

「いずねぇ、私今日ご飯のお手伝いするよ!」

そう言ってにっこり笑ったのが美幸。

あら、我が妹ながらお利口すぎる…、

「ほんとにー?助かるわぁ」

「うん!私、いずねぇのお嫁さんになるの!」

「えー、ダメだよー。私のお嫁さんになるんだもん、」

そういいながら間に入った来た幸子。

「喧嘩はめだお!いずねぇはみんなのお嫁さんなんだお!」

そう、二人を止めたのが幸。

「こうちゃんえらい!」

私が幸をぎゅっとしたら、

私もー!

って二人が抱きついてきた

んもっ、しあわせ♡
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