ヤクザの家族になっちゃった!?
しばらくその状態でいたとき
不意に音楽がなり、驚いてると
ポケットから携帯電話を取り出し、
開いて見はじめた。
見ている表情がどんどん深刻そうな顔になっていったので
少しびびりながら
「どうしました?」
そう聞くと、
「…明日は早いから寝ろ」
それだけいって私を抱き上げ、
ベットへ優しくおろした。
「龍之介さん、何かあったんですか?」
そう聞くと、
「いや、なんでもないさ。安心しろ」
そう、言って、手を握ってくれた。
嬉しすぎて跳ね上がりそうだったけど、
抑えて眠りについた。