君の明日は、私の明日


「やめてちょうだい!あなたには…玲桜大学に……」




「やだよ!! お母さん……お母さん…お母さん達は、私を玲桜大学で寮に預て、卒業したらアブロードさせて…結局は、お母さん達…私と一緒にいたくないから……」





「違います!私は…あなたに愛美がやりたくても出来なかったことを…」




「なんでよっ……なんで……愛美、愛美って!!……分かってたよ…知ってたよ…昔から…お母さん達は…私よりもお姉ちゃんが好きだった…でもね……だからって私をお姉ちゃん代りにしないで!私は、お姉ちゃんじゃない!お姉ちゃんの代わりじゃない…!!何をしたって……お姉ちゃんはもう帰ってこない!!!」




私が大声で叫んでしまった時には遅かった。



ハッとして口を抑えた……


“お姉ちゃんはもう帰ってこない”



お母さんは悲しそうな目をして…瞳に涙を浮かべていた



ごめんー……お母さん……



私は食べ物をほったらかしにして家を出たー……


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