【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
すごく、傷ついた顔でもしてたのか
慌てて槇津くんのお母さんは
言葉を付け足した
「あなたの一生懸命何事にも
チャレンジする力は、気づいてないかもしれないけど
すごいことよ。
あの子はなににもやる気を示さないから
あなたのいろんな事に積極的に取り組むとことか
みんなの嫌がる係の仕事を
自分から引き受けるとことか
良い刺激になると思うの」
「そんな!
全然そんな事ないですよ。
そうゆう(委員会)の仕事がすきなだけですし・・・」
「担当の先生もおっしゃてたわよ
おばさんが、啓太の事で学校に行ったとき
『うちのクラスの学級委員の三村と槇津は正反対だが
良いパートナーになりそうだ』って。」
せ、先生!?