【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?

な、なに言ったの?!

先生は。



「毎年なかなか、決まらない学級委員に

立候補したんでしょ?

すごいと思うわ。

しかも、他のクラスより断然仕事が早くて丁寧だって聞いたわ


そうゆう、どんなことも一生懸命なあなたなら……

あなたと居れば啓太も一生懸命に

何かをすることの楽しさを思い出させれるはずよ!

三村さん。

あなたに啓太のこと

お願いしたいの。」



お、お、お願い!!お願いされちゃった!


くぅー


わ、わたしって

お願いに弱いんだよね



「はい。

わかりました。そこまで言っていただけるのなら

絶対、槇津くんに夢中になれるものを見つけてみせます」


気づいたらそう、答えていた。



< 139 / 221 >

この作品をシェア

pagetop