大切なモノを守るために

何度かたつみから
連絡来てたのも
無視し続けた。

辛かった。

好きなのに
こんなに好きなのに
どうして自分から
避けるようにしなきゃいけないのか。


本当は会いたい。声だって聞きたい。

叶うのならばそばにいたい。


だけど理性を押し付けた。

でも、だから、
あの人と一緒にはいれない。



ある日の帰り道
地元っていうのは残酷で
たつみの車を見かけてしまった。


もう乗れないんだと思うと辛かった。

見かけた瞬間
いつもと逆の道に逃げて帰ろうとしたら
その道の目の前にたつみの車が止まってた。

そしてたつみは降りて
私の事を待っていた。



目があった瞬間に泣き崩れた。


車に乗れと
話があるからと
たつみに言われ
必死に逃げようとした。


本当は言いたくもない言葉を
私は言い続けた。


無理だって。

話なんてない。

私達は終わったの。

もうこれ以上邪魔しないで。




本心は全て裏返しなのに。


たつみは無理やり私を車に乗せた。
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