深海魚Lover
それは、来店したばかりの客の馬鹿でかい声。
(ちえっ!
なんだぁここ
いい子、全然いないじゃん
どっちもこっちもブスばっか!)
「何だ、イズモ
何かあったのか?」
「いやっ、酔っ払いだろう
気にするな」
「そうか、じゃあな切るぞ」
「ああ」
(アニキ、おやすみ~)
(イズモさん、おやすみなさい)
通話を切る寸前に聞こえた潤司と芽衣子の声に温かい気持ちになる、出雲。
「おやすみは
いくらなんでも早くないか?」
唇の端を緩める出雲。
『……メイちゃんのえ
できたよ、みにきなよ』
出雲は、芽衣子が描いた絵がどんなものか気になるのだった。
そんな出雲に聞こえる男の声。
「マジ、ブスばっかじゃん!
ねえねえ、そこのお兄さん
俺の知ってる店の子の方が
数倍もかわいい子いるよ
紹介してあげるよ」
ちょうど同じ頃に入店した客の肩に馴れ馴れしく腕を回す、酒に酔った風の男性。
(ちえっ!
なんだぁここ
いい子、全然いないじゃん
どっちもこっちもブスばっか!)
「何だ、イズモ
何かあったのか?」
「いやっ、酔っ払いだろう
気にするな」
「そうか、じゃあな切るぞ」
「ああ」
(アニキ、おやすみ~)
(イズモさん、おやすみなさい)
通話を切る寸前に聞こえた潤司と芽衣子の声に温かい気持ちになる、出雲。
「おやすみは
いくらなんでも早くないか?」
唇の端を緩める出雲。
『……メイちゃんのえ
できたよ、みにきなよ』
出雲は、芽衣子が描いた絵がどんなものか気になるのだった。
そんな出雲に聞こえる男の声。
「マジ、ブスばっかじゃん!
ねえねえ、そこのお兄さん
俺の知ってる店の子の方が
数倍もかわいい子いるよ
紹介してあげるよ」
ちょうど同じ頃に入店した客の肩に馴れ馴れしく腕を回す、酒に酔った風の男性。