深海魚Lover
膝をついた姿勢
きつく抱きしめられ、私はこの身を任せてる
出雲さんに抱かれたまま、流れる時----
「すぅー、ふー」
と、眠る潤司君から繰り返される寝息だけが聞こえてくる。
私を抱く手を解いた出雲さん。
「イズモさん?」
黙ったまま傾けられた貴方の綺麗な顔が、私の顔に近づく寸前。
「ごめんなさい、ジャケット……」
至近距離で貴方は動きを止めた。
もう少しで唇が触れ合うぐらいの距離----
「……汚れてしまいましたね
私の鼻水で、ごめんなさい
今すぐ……」
ティッシュを取ろうとその場から動こうとした私に貴方は優しく言う。
「いい、気にするな」
「でもっ」
「いいから!
俺の話を聞け」
口調が少しきつくなる貴方の声に、今度は私が動きを止めた。
「はいっ!」
「もう一度言う
キョンと所帯を持つのはやめろ」
「……」
「でなきゃ
キョンは止まらない
俺が言ってる意味、わかるか?」
私は正直な気持ちを出雲さんに伝えた。
きつく抱きしめられ、私はこの身を任せてる
出雲さんに抱かれたまま、流れる時----
「すぅー、ふー」
と、眠る潤司君から繰り返される寝息だけが聞こえてくる。
私を抱く手を解いた出雲さん。
「イズモさん?」
黙ったまま傾けられた貴方の綺麗な顔が、私の顔に近づく寸前。
「ごめんなさい、ジャケット……」
至近距離で貴方は動きを止めた。
もう少しで唇が触れ合うぐらいの距離----
「……汚れてしまいましたね
私の鼻水で、ごめんなさい
今すぐ……」
ティッシュを取ろうとその場から動こうとした私に貴方は優しく言う。
「いい、気にするな」
「でもっ」
「いいから!
俺の話を聞け」
口調が少しきつくなる貴方の声に、今度は私が動きを止めた。
「はいっ!」
「もう一度言う
キョンと所帯を持つのはやめろ」
「……」
「でなきゃ
キョンは止まらない
俺が言ってる意味、わかるか?」
私は正直な気持ちを出雲さんに伝えた。