新米教師"L"
コンコン…

「…んぁ?」

エルの部屋の扉をノックする音が聞こえた。

エルは、まだ眠りが浅かったため、すぐに起きることができた。

「誰だよ…、まだ2時じゃねーか!
しょーもない用事だったらぶん殴ってやる…!!」

そう呟きながらのそのそと起き上がり、扉を開けた。

「誰…、セイじゃん。なんだよ、こんな時間に…?」

扉の前に立っていたのはセイだった。

「あ…、連城崎、こんな時間にすまねぇ」

「んー、で、何の用事だよ? とりあえず上がれ。廊下に響く」

「え、いいのか…?」

「何も出さねーよ、期待すんな」

エルの発言はどこかずれていたが、セイはとりあえず上がることにした。

「はい、何の用事?」

部屋の真ん中にあるテーブルの周りに座り、エルは聞いた。

「あー…、とりあえず、あんがと、な…」
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