新米教師"L"
「…セイ、お前、何か最近変じゃね?」
カノンがセイにボソッと尋ねた。
「は? 何がだよ」
「んー、何かエルに対して過敏すぎるっつーか…」
どきんっ、と心臓が跳ねた気がした。
「…んなわけねぇだろう。
あ、ほら、お前、俺と組むか?」
「あ、おう!
俺の方が若干速いけど大丈夫だよなー?」
「バカ言ってんじゃねーよ。俺の方が速いだろ、若干」
「えー、絶対俺の方が速いって!」
カノンがセイにボソッと尋ねた。
「は? 何がだよ」
「んー、何かエルに対して過敏すぎるっつーか…」
どきんっ、と心臓が跳ねた気がした。
「…んなわけねぇだろう。
あ、ほら、お前、俺と組むか?」
「あ、おう!
俺の方が若干速いけど大丈夫だよなー?」
「バカ言ってんじゃねーよ。俺の方が速いだろ、若干」
「えー、絶対俺の方が速いって!」