Coolなアナタ


次の日。


あたしは、ある覚悟を決めて学校へ行った。

そのコトを、咲に言うと

「彩花が決めたなら、何も言わないから。あたしは、彩花が出した決断ならそれでイイから。」

『咲、ありがとう!いつもあたしの味方でいてくれてッ…グスッ…』

「はいはいッ…泣かないの!だって彩花は私の親友だもん」

ホントにありがとねっ。
大好きだよッ!



そう、
あたしが出した決断は

【蓮クンと別れる…】

このままでいても、2人とも幸せになれないから。

と言っても、あたしが弱いだけなんだよねっ…


あたしそんなに強くないから、好きな人が他の女の人と一緒にいるなんて耐えられなかった……



そして放課後。


あたしは
蓮クンの教室に向かった。




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