【完】切ないよ、仇野君
「おっつー!……幸ちゃん!こないだぶりっ!」
「歩ちゃん!相変わらずイケメンやなお前!」
更に、水高の控え室には荒商の歩ちゃんと他二人、それから初めて見る黒とゴールドのジャージの人。
こちらは行雲キャプテンと肥後学の部長さんの方へ向かい、挨拶をしてるみたいだ。
「ちーちゃん。あんた優しかけん、ここから一チームしか代表になれんのに心ば痛めとろ?」
「わっ!由貴先輩!」
「ふふ、隙だらけやねぇ。……まぁ、勝負ん世界ってのは、そういう条件もあるけん楽しかつよ。チャンスはひとつやけど、皆に平等にある」
由貴先輩には私の心が全部筒抜けみたい。だけど、私を安心させてくれる何かがあるんだ。
平等に与えられた小さなチャンス。そのチャンスをものにするための夏が、各校それぞれ始まっているんだ。
「歩ちゃん!相変わらずイケメンやなお前!」
更に、水高の控え室には荒商の歩ちゃんと他二人、それから初めて見る黒とゴールドのジャージの人。
こちらは行雲キャプテンと肥後学の部長さんの方へ向かい、挨拶をしてるみたいだ。
「ちーちゃん。あんた優しかけん、ここから一チームしか代表になれんのに心ば痛めとろ?」
「わっ!由貴先輩!」
「ふふ、隙だらけやねぇ。……まぁ、勝負ん世界ってのは、そういう条件もあるけん楽しかつよ。チャンスはひとつやけど、皆に平等にある」
由貴先輩には私の心が全部筒抜けみたい。だけど、私を安心させてくれる何かがあるんだ。
平等に与えられた小さなチャンス。そのチャンスをものにするための夏が、各校それぞれ始まっているんだ。