壊れるくらい抱きしめて
なんだ、そうだったんだ。ホッとして淹れてもらったコーヒーを口にする。あっ、カフェオレだったんだ。
しかもこれ私の好きなカフェオレ。トスンとソファに座る私の横に松本さんが座った。
「俺さ、結構前から恵那ちゃんのこと気になってたんだ。でも同期会くらいでしか話すこともないし、縮まらない距離をずっと優香に相談してたんだ。でもさ、優香も大したアドバイスくれなくてさ。恵那ちゃんの好きなもの教えてくれるだけだったんだ」
「あっ、だからこのカフェオレ」
「そう。結構これ俺も好きになった。俺、女々しいだろ?強引に距離を縮めることもせずにこうやって恵那ちゃんの好きなものをこっそり買ってるなんてさ」
「いいえ、少しくすぐったいけれど嬉しいです」
本当、こんな可愛げもなく後輩や友達だと思ってた子に陰口を言われ、大切な人たちも心から信用できなかった私をずっとそんな風に見ていてくれたなんてくすぐったくて、とても嬉しい。
そっと一口カフェオレを飲んだ。
しかもこれ私の好きなカフェオレ。トスンとソファに座る私の横に松本さんが座った。
「俺さ、結構前から恵那ちゃんのこと気になってたんだ。でも同期会くらいでしか話すこともないし、縮まらない距離をずっと優香に相談してたんだ。でもさ、優香も大したアドバイスくれなくてさ。恵那ちゃんの好きなもの教えてくれるだけだったんだ」
「あっ、だからこのカフェオレ」
「そう。結構これ俺も好きになった。俺、女々しいだろ?強引に距離を縮めることもせずにこうやって恵那ちゃんの好きなものをこっそり買ってるなんてさ」
「いいえ、少しくすぐったいけれど嬉しいです」
本当、こんな可愛げもなく後輩や友達だと思ってた子に陰口を言われ、大切な人たちも心から信用できなかった私をずっとそんな風に見ていてくれたなんてくすぐったくて、とても嬉しい。
そっと一口カフェオレを飲んだ。