ドラゴンの鍛冶屋
ドラゴン王が、大きな声で言いました。
「なぁに、姫がどうしても、人間のむらに行きたいって言うもんだから、魔法で人間の女の子に変身させたのさ」
ドラゴンばあさんが、ドラゴン王に話しました。
「…いくらコワイ人間だって、こんな小さな女の子を殺したりはしないからね」
ドラゴン達が、おそるおそる姫のもとにやってきました。
「おとうさま、おかあさま。私、東のむらに行って、かんむりをなおしてもらってくるわ!」
ちっちゃな姫は、おっきな声でドラゴン王達に言いました。
「…わかった。それでは、かんむりは姫にまかせよう」
ドラゴン王はそういうと、こわれたかんむりを姫に手渡しました。
「ただし、なにかコワイことがあったら、すぐににげるんじゃぞ?」
「うん、わかった。ありがとう、おとうさま」
姫は、かんむりを受けとると、さっそく東のむらに向かうことにしました。
「姫や。一人で行くのはあぶないから、お供をつけてあげよう」
ドラゴンばあさんが、ふところから取り出したのは、小さな指輪でした。
「エラモト…オティビロマモイ…アウィバイ!!」
ボゥン!!
ドラゴンばあさんの持っていた指輪から、けむりが吹き出しました。
あたりは、けむりで真っ白です。
「なぁに、姫がどうしても、人間のむらに行きたいって言うもんだから、魔法で人間の女の子に変身させたのさ」
ドラゴンばあさんが、ドラゴン王に話しました。
「…いくらコワイ人間だって、こんな小さな女の子を殺したりはしないからね」
ドラゴン達が、おそるおそる姫のもとにやってきました。
「おとうさま、おかあさま。私、東のむらに行って、かんむりをなおしてもらってくるわ!」
ちっちゃな姫は、おっきな声でドラゴン王達に言いました。
「…わかった。それでは、かんむりは姫にまかせよう」
ドラゴン王はそういうと、こわれたかんむりを姫に手渡しました。
「ただし、なにかコワイことがあったら、すぐににげるんじゃぞ?」
「うん、わかった。ありがとう、おとうさま」
姫は、かんむりを受けとると、さっそく東のむらに向かうことにしました。
「姫や。一人で行くのはあぶないから、お供をつけてあげよう」
ドラゴンばあさんが、ふところから取り出したのは、小さな指輪でした。
「エラモト…オティビロマモイ…アウィバイ!!」
ボゥン!!
ドラゴンばあさんの持っていた指輪から、けむりが吹き出しました。
あたりは、けむりで真っ白です。