言葉にできない。

「何か千鳥に言ったのか?」

東條の声が変わった。


「え?何も言ってませんわ。ただ、神野先生のお部屋を教えてください、と。」


聡太がいるにも関わらず、東條は物凄く低い声で威圧する。


「2度と此処に来るな。用があれば僕が出向く。」


その声は低く怒りを抑えるように震えていた。

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