ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛



「…原さん、あんまりはしゃぐと迷子になるよ」

「ならないもん!失礼な!」

「どうだか」



またそうやって子供扱いして!

けれどそう話しながらまた不意にこぼされる小さな笑みに、心はドキ、と音をたてる。



「で、どれ乗るんだ?」

「じゃあまずジェットコースター乗りたい!」

「うん」



私含め四人とも絶叫系は平気らしく、まずはと一番人気のジェットコースターへ向かった。

けれどそこはやはり大混みで、ずらりと人が並んでいる。



「わー、混んでるねぇ」

「まぁ日曜だもんね。仕方ない、並ぼう」



そう最後尾に並び『待ち時間40分』と書いてある列を待つ。



「けどこの四人で遊ぶって初めてだよなぁ」

「うん。ていうか青井って誰かと遊んだりするんだね」

「…まぁ、人並みに」



あははと笑う雛ちゃんに、青井くんは淡々と頷いた。


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