ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
そしてしばらくして、ようやく来た乗車の時。
「2人ずつだから…どうする?女同士で乗る?」
「ううん、雛ちゃんは亮さんと乗りたいでしょ?いいよ」
「そうか?んじゃ俺と雛子で一列目で、原と青井で二列目だな」
当然そう分かれ、ジェットコースターの先頭一列目には亮さんと雛ちゃんが乗り、私と青井くんはその後ろの列に続くようにして乗り込んだ。
猛スピードと高さが売りのジェットコースターということもあり、目の前には上に向かい伸びているレールが見える。
か、かなり高いかも…。
ジェットコースターは苦手ではないし、寧ろ好き。だけど予想以上のその高さに今更少し逃げ腰になってしまう。
「原さん、どうかした?」
「いや、予想以上に高そうだなって思って…」
「うん、俺も少し思った」
そんな私の動揺を感じ取ったらしく、青井くんは私の顔を覗き込むようにして声をかける。その動作にふと感じる疑問。