潤愛

徹平が出ていった事によりシーンと静まりかえる保健室。


先生帰ってきたら教室戻れって言われるだろうなぁ。


「…はぁ、帰ろ。」


カバンを持ち保健室から廊下に出る。


廊下は保健室よりモワモワした暑苦しい空気が漂っていた。


「あつ…アイス食べたいなぁ。」


下駄箱でローファーに履き替えて、

校門前の自転車置き場まで行くために体育館の裏を通る。


自転車で来るんじゃなかったなぁ。


バス乗りて~。




「お前なに言ってるか分かってんの!?」


あたしが自転車の事で後悔している時にいきなり聞こえてきた大きな声に身体がビクッと震えた。


亮平?


体育館裏に立っていたのは亮平だった。


もちろんさっきの声の主も。

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