異世界のゲーム
まあでも、おれは、VIT【生命力】やHIT【命中率】もちゃんと上げてはいるんだが、攻撃を基本的に重視するタイプだから、STR【力】を重点的に上げている。その次にINT【知力】を上げている。ほかのステータスはほぼ、同じくらいになるように振り分けをしている。
妹【長谷花蓮】は、普通にレベルアップした時のステータスの上がり方はAGI【俊敏性】と、INT【知力】と、VIT【生命力】が上がりやすいと言っていた。もう一人の須川 雷門は、STR【力】と、VIT【生命力】と、HIT【命中率】が上がりやすいようだ。その中でも雷門はズバ抜けて、STR【力】が途轍もなくグングン上がる、典型的な、POWERタイプみたいだ。だから とても、頼りになる男だ。そこらにいる、雑魚モンスターを、俺らが一掃出来ると言ったが、攻撃を重点的に上げてる俺や、花蓮が 攻撃しても、一撃じゃ、相手のHPは、0 に達することは無い、だが、須川雷門が一撃攻撃すれば、0 になった後、相手は後ろにぶっ飛ぶ。ノックバックというレベルじゃ無いほどに……
それほどに、雷門の攻撃力はズバ抜けている。ただ、雷門は俊敏性に欠けている。POWERタイプだけあって、その分スピードが無い。 それでも、攻撃力がカバーしてくれるからいいと思うが……


━━2050年4月10日━━


この、とてつもなく危険な、ゲームが始まって、7日が経っていた。今日一週間経ち、俺らだけでなく遅れていた連中もようやく此処らの、雑魚モンスターを一掃出来るレベルへと達していた。と言っても、圧倒的に俺ら3人のレベルが高すぎる。しかし、一週間も毎日ぶっ続けでこのゲームをやってるっていうのに、Level12って… これ、もう普通ユーザー居ない筈だぜ。こんなレベルの上がりにくいロールプレイングゲームをだれがすると思う?普通にしないわ!!俺でも、このゲーマーの長谷竜斗でも、もって、三日だわ!寝る時間が1日4時間だから、時間にして、

7日=24×7=168
=168-(7×4)=140

出た!時間にして、140時間!こんだけの時間 ゲームぶっ続けでやってて、レベル12!?ざけんなや!!!あんま設定が適当なんだよ!!運営 システム見直せよ!!っていう風になるね、普通なら。しかし、この恐ろしいゲームは、強制的にやらされてるから、ユーザーが、減ることがまずない。むしろ、俺らが逆に喜んででも、しなくてはいけない事なのだ。何故なら、レベルを上げて、強くなって、戦わないと、戦って、HPが0 になった瞬間、俺らはこの世から抹消されてしまうからだ。だから、俺達は、死に物狂いででも、このレベル上げは必須項目なのだ。
『此処らの雑魚モンスター流石に飽きてきたぜー』
『そうね、まだ、第1レベルのボス部屋すら、見つけることが出来てないんだから、どうにもできないわよ』
『ダンジョンに 潜り込んでる連中は何をしているんだ??』
総人数は5000人だったよな その、中の 1500人近くが、ダンジョンに潜り込んでいる状況また、その中の1000人近くは、能力が発動している連中だと 聞いた。最近、俺もダンジョンに潜り込もうかと考えている。


━━2050年4月11日━━


この日、ついに 俺達は、ダンジョンに行くことに成功した。俺は驚いた、入った瞬間分かったが、周りの人のレベルは、そんなに離れて いないのだが、モンスターのレベルが違いすぎる。こいつらは、最初から、死ぬかもしれはいリスクを負いながら、レベル3の時からこのダンジョンに潜り込んでるのか、それは それで凄いな。

それでも、なにもしないのは流石に自分でもダメだろ、という自己判断で、戦った

『三人ともいくぞ!!』
という俺の叫びで二人とも、

『いいよん!』

『オーケーだっ!!』

出た!最初の敵は………… コウモリか?

俺の太刀で右翼の付け根からそのまま羽ごと切り落とす。ゲームだから血が出たりはせず、ただただ、HPが 減っていく。
反対側の左翼も俺と同じように同じタイミングで、妹が剣で切り落とした。やはり、この女には 感情も、悲しみも、苦しみも、何も無いのだろうか? そんなことを考えながら、俺の太刀で、木っ端微塵にした。そんなことをしていたら、雷門は、既に三体のコウモリを倒していることに気が付いた。そのまま進んでいった。そしたら、真っ青になった、情報屋がきた。皆の目線が、情報屋に一点集中した、 ここで、馬鹿げたことを言ったら殺られるぞ。 ゼェゼェハァハァと荒い息をしながら、男は…

『ボ、ボス部屋で 仲間が……仲間が……』

何故だ!?ボス部屋が見つかったらすぐ知らされるように言ってた筈!?一人の男がいかにも苛立ったような表情で、

『オイッ、てめぇ なんで、先にしらせなかったんや!!!』

ゼェゼェと言った荒い息はおさまらないまま、話を続けた。

『ち、違うんだ!ボス部屋が見つかったから、知らせに行こうとおもったら、仲間が、中身をチラッとみて、それもついでに知らせようって言って、俺は戦えないからただただ見てたら、なんか扉を開けた瞬間に、彼の姿がフッと消えて、扉の奥で、叫びが聞こえたんだ!!!』

泣きながら、叫ぶ情報屋、流石に見てられなくなったので、俺が

『こんなとこで、突っ立っていてもしょうがないだろ、とりあえずボス部屋に行くぞ!どうせ、このレベル1のフロアからレベル2のフロアに行く時絶対倒さなきゃいけないモンスターだしな。』

リーダー格の男がのってくれた。流石に俺一人じゃ誰も着いて来なかっただろうけれど、

『それも、そうだな みんな!行くぞ!!』

と先導してくれたので、みんな着いて来た。なかなかのショックだ俺がいったら、誰も返事しなかったのに、リーダー格の男が言った瞬間にみんな動き出すっていう事実………………

『あった!!扉だ!!』

とうとう扉を見つけた。確かに奥のほうで、

『ぎゃーーーーー、た、助け うぐぁーーー』

というような声が聞こえる。
リーダー格の男が

『皆ーーーーーー!行くぞーーーーー!』

それに合わせて何故か皆も

『ぅおーーーーーーーーー!』

といって、扉を開けた………………

人間がジタバタしていた。おそらく、あれが、情報屋の言う【仲間】なのだろう
『助けてーー』 と、叫ぶが声になっていない。 なにか、大きな物体が、情報屋の仲間の後ろから出てきた

『なんだ?こいつ』

顔が引きつった牛みたいで、筋肉がマッチョの人型の身体

『なにをしてくるかな?』

巨人牛は、大きな なた のような物を取り出し、違う男に襲いかかって行った

はやい!?

『全力で後ろに逃げろーーーーーー!!!!』

と 俺が言うと、ビックリした顔で、後ろを向いて全力疾走して行った

『花蓮!!』

『うん!』

『雷門!!』

『分かってる!!』

『雷門!あの なた をどうにかして、封じてくれ!!』

柄にもなく頼んだ、二人とも、おれが頼む という、行為をしたことを何気に、驚いているようだ。雷門は頼んだことに笑いながら

『任された!!』

と答えてくれた "ギャリーーーーン"という刃物と刃物が、削り合う音が聞こえて、その瞬間

『スイッチ!!!』

という叫び声が鳴り響いた……すかさず、俺と花蓮は、巨人牛の腹元を切った真っ二つにする勢いで切った

『よし!……………いや!』

HPが全く減っていない!!……すると、肩に手が乗っかった。誰かと振り向けば

『先制攻撃ありがとう。これで、流れが掴めるよ。 よーし全員行くぞーー』

リーダー格の男だった。主に、俺と、リーダー格の男と、雷門で、武器封じを担当して、その他は封じたあとの攻撃役に回した……………


1時間ほどかけて、あと2.3発で倒せるとこまで、きていた。最後は、俺と、花蓮と、雷門に任された。最初とおなじで、雷門に武器封じをさせて、俺らでスイッチという形で攻撃した。

すると、武器封じをした後、攻撃の瞬間、巨人牛は、前(俺らの後ろ方面)に飛んだ!

『なっ!!』

向かったのは、最初に"逃げろ"と、命令を出した男だった!

『誰か!!!』

と言ったが花蓮は

『も、もう間に合わない!!』

と言った…………その時、巨人牛の なた が当たる0.01秒の場所で、巨人牛の動きがピタッと止まった。5秒ほどその場で静止して、その瞬間に巨人牛が、後ろに吹っ飛んだ!……何が起きてるのかさっぱりわからなかった。巨人牛のHPは 0 になり、巨人牛は消滅した。

考えてやっと分かった。能力を誰かが使ったんだ。一人の男の手が赤く光っていたこれが能力発動時の発光だ。 HPの下のパラメータ(MP)は確かに減っていた。

ともあれ、これで ようやく、レベル1の階層をクリアだ!

目の前にモニターが写った。そこには
【レベル1の階層クリアおめでとうございます。これから、階層をクリアする毎にこちらから、プレゼントを用意させて、頂きます。《受け取る》のボタンをタッチしてください。それと、クリアのプレゼントと、他にも、成果を出した方には、ボーナスプレゼントが贈られます。今回の貴方の成果と、ボーナスプレゼント
《先制攻撃ボーナス》
《生命危機回避ボーナス》
《与・ダメージボーナス》
です。受け取って下さい】

『へー、こんな物貰えるのかー。』

みな、それぞれに 喜んでいた。
そして、次の階層《レベル2》が解放された……
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