異世界のゲーム
━━2050年4月12日━━

ついに、レベル2の第二階層が解放された。

『おぉー!やっぱり、二階層にも村がある!しかも、一階層よりも、ちょっと豪華になってる!』

別に絶対に、みんな二階層に、来なくても、一階層に残っていても、いつでも、行き来出来る仕組みになっているようだ。

そういえば言い忘れてたが、俺達の武器は、こんな風だ。

竜斗……太刀 長い刀のような武器だ!リーチが長くて俺の体にちゃんと合って、使い易かったからこの太刀を使った ちなみに、太刀じゃなく、長刀(ちょうとう)でも打刀(うちがたな)と、呼んでも、いいらしい

花蓮……刀 俺が使っている太刀よりも、少し、リーチが短い。でも、彼女は女だから太刀よりもこっちの、刀の方が、軽くて 重さ的に良かったんだと思う。

雷門……斧 か 鎚(ハンマー) 雷門は、POWERタイプの男だから、重い武器の方が威力がでると考えた結果だ。そしたら、ビンゴ!途轍もないパワー男になりやがったんだ

『なぁ、俺らってさ、この世界でそれなりに、強い方なのかな?』

雷門は笑いながら、自分の顔の前に手を持って行き、手首をブンブン振りながら

『いやいや、結構弱い方だと思う。というか、俺らの中で能力を発動出来る奴が一人もいないというのが、一番の欠点だな。でも、能力発動していない、中では かなり強い方だと思うぞ。』

『そうだよな!』

その後、雷門がボソッと

『いまさら適当に言ったなんて言えない』

『オイッ!』

雷門は笑いながら

『冗談冗談!…………多分ね』

『うぜぇよ!』

というような風に話しながら、レベル2の二階層の戦いは始まりを迎えた。

━━2050年4月13日━━

またレベル上げ地獄の毎日が始まる。敵のレベルも当然のごとく上がっている。前の回階層で強くなり、前の階層では通用していたが、流石にここでは、なかなかに辛い。敵のレベルの上がりようが半端ではない。ここで、プレイヤーを少なくするつもりなのだろうか。

そしてまだ俺の能力は発動しそうにもない。

あの時 一階層のボスのトドメをさした時の彼の能力 強かった。そして何より カッコよかった!俺もあれくらいの能力が眠っているのだろうか?

『ん!?!???!?』

驚いた!

目の前に火の玉が現れた!目の前にいたのは…… モンスターだった。モンスターにあんな技、今までなかったぞ!また目の前に火の玉が現れた!

『やっべ!!!!!』

【バッーーーーーン】

自分の刀で、火の玉を弾いて、軌道を変えた。あんな小さな火の玉だからこそ弾いて、軌道をずらすことに成功はしたものの、大きな火の玉などが来ても軌道をずらすことは出来ない。

今度は、一気にたくさんの火の玉を出して来た。もちろん全てを弾くことは確実に不可能だから、全ての火の玉の間をよけながら滑らかに通り抜けて華麗に斬った。

どうやら、相手の《能力》だった。敵のHPパラメータのしたにきちんと俺らと同じようにMPゲージがあることに気がついた。

━━2050年4月20日━━

つよい!敵が。第一階層の場合はそこらの敵は、一週間で一掃出来るようになっていた。ここ、第二層でもそれは変わらなかった。しかし、草原エリアと、砂漠エリアと、ダンジョンがこの第二層にはあるが、難しい順番に合わせると、簡単なのが、今までそこら という表現をしていた場所【草原エリア】だ。次に【砂漠エリア】、一番最後にボスの部屋がある、【ダンジョン】だ。しかし今ダンジョンではなく、砂漠エリアなのだ。8日経っても、このエリアに勝てない。強すぎる。

その負ける要因の一つは、敵のスキル《能力》だ。7日前にその事実を知りはしたものの、まだ対策をつくっては、いないのだ。

敵のレベルが高いうえに、スキル《能力》まで使われるようになっては勝てるものも勝てなくなってしまうのが現状だ。

しかも、まだ砂漠エリアでとどまっているのだ。まだ二階層の砂漠エリア。 こんなところでとどまっていて、この腐れた世界から脱出することが出来るのだろうか?

しかし、まだ死亡者は出ていなかった……

それもその筈、俺らはこの世界で、三人で居なくてはならない。しかし、最近じゃ一緒に戦い、一緒に生活を行っている者も少なくなくなっている。もちろん俺らは、この三人だけだけど…

そんな時、肩に手が乗った
振り向いたらそこには、茶髪のフードを深くかぶった男が居た。

『あなたは、長谷 竜斗さん……ですよ ね?』

ん?誰だ?こいつ

『あ、怪しい者ではございません。私はコミュニティの勧誘係を担当している者です!』

は?コミュニティの?勧誘??ますます意味がわかんねぇ。

『わ、我々は、最近やっとこの二階層の砂漠エリアに足を踏み入れる事に成功しました。しかしたった三人の貴方方がすでに砂漠エリアに入っていたことを知り、その強さを買って、勧誘をしにきたと言うわけです。』

へぇ。で?何すりゃいいの?おれは

『わ、我がコミュニティに入って頂けないでしょうか?』

『あのさ〜、そのコミュニティって辞めたい時は、勝手に抜けてもいいのか?』

『は、はい!お、恐らくいいかと思われます。』

『ならいいよ、入ってあげよう。』

パァッ と男の顔が明るくなった。

『ほ、ほほ、本当ですか!!ありがとうございます!!』

こうして、俺はコミュニティに入った。

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