愛しい人
★隼人story★

ー…修学旅行


観覧車の中でまた
思い出したんだ。


りさのことを…




ひなのは気付いてた
のかもしれない。


俺がりさを見てるって。




観覧車の中で…


突然ひなのが、

俺に言った…ー




「隼人…うち…隼人に
告られたとき嬉しかっ
たんだ。いままで楽し
かった。つないだ手と
か、隼人の温もり忘れ
ないから。ほんとは
気付いてた。隼人が
今誰を見ているのか…」

「ごめんな?…」



それから俺等は無言で…




観覧車を降りると、俺
はりさのトコに走って
いったんだー…


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