ここにいるよ
「俺…何一つ変わってねぇ…なって…一樹は自分が……やりたい事してんのに俺は何も……自己主張してなくてさ……… すっげ…憧れた…双子なのに…おかしいよね…?」
涙をためながら私を見つめる
気持ちが伝ってきて何度も横に首を振った
激しく何度も
「自暴自棄になってモデルも辞めたいと思って仕事してた……どうせファンの子も俺を全て知って逃げてくんだと思ったから誰とも付き合う気にもなれなかった」
「………」
「近づいてくる女子には息が詰まった………どうせ彼女になって優越感を持ちたいだけだろってさ……」
「………」
「でも、一通の手紙に救われた」
手紙…?
「誰かのか分かる?」
「え……」
忍はじっと私を見つめる
もしかして………
もしかして…!?
私?!
「二年前に渚ちゃんから貰った手紙は新鮮だった、何かよく分からないけど俺に勇気を持たせてくれた」
「………」
涙をためながら私を見つめる
気持ちが伝ってきて何度も横に首を振った
激しく何度も
「自暴自棄になってモデルも辞めたいと思って仕事してた……どうせファンの子も俺を全て知って逃げてくんだと思ったから誰とも付き合う気にもなれなかった」
「………」
「近づいてくる女子には息が詰まった………どうせ彼女になって優越感を持ちたいだけだろってさ……」
「………」
「でも、一通の手紙に救われた」
手紙…?
「誰かのか分かる?」
「え……」
忍はじっと私を見つめる
もしかして………
もしかして…!?
私?!
「二年前に渚ちゃんから貰った手紙は新鮮だった、何かよく分からないけど俺に勇気を持たせてくれた」
「………」