桃色初恋、甘口キス
「お互い、本当の恋じゃなかったんだよ。
昨日もなんだか悲しくて沢山泣いちゃったけど、今朝になってみたらすっきりしててね?」
思ったよりわたし、傷ついてなかったの……。
愛ちゃんはまだ赤い瞳を細めて、ふんわりと笑った。
「だから、うみちゃん。
遠慮しないで、恋していいんだよ?」
「え、愛ちゃ……」
「黄原君のうみちゃんに向ける愛情は、本物だよ?
わたしと緑木先輩のものとは違う。
真剣だもん、うみちゃんに。
今度はわたしに応援させて?
うみちゃんは、黄原君のことどう思ってるの?」
真っ直ぐ向けられる愛ちゃんの眼差し。
真剣に言ってくれているのがわかる。
昨日もなんだか悲しくて沢山泣いちゃったけど、今朝になってみたらすっきりしててね?」
思ったよりわたし、傷ついてなかったの……。
愛ちゃんはまだ赤い瞳を細めて、ふんわりと笑った。
「だから、うみちゃん。
遠慮しないで、恋していいんだよ?」
「え、愛ちゃ……」
「黄原君のうみちゃんに向ける愛情は、本物だよ?
わたしと緑木先輩のものとは違う。
真剣だもん、うみちゃんに。
今度はわたしに応援させて?
うみちゃんは、黄原君のことどう思ってるの?」
真っ直ぐ向けられる愛ちゃんの眼差し。
真剣に言ってくれているのがわかる。