右隣の彼
「一美さん・・・先日は滋の事でご迷惑おかけして済みませんでした。
これ・・・俺と美由からのお礼です」
目の前には私の注文したスプモーニが差し出された。
「そ・・そんな・・別に・・・でもありがとうございます。」
うれしいけどやっぱり素直に喜べない自分がいた。
「・・・・・何かあった・・・そんな感じですね。」
やっぱり顔に出ているんだ。
黙って頷くと小さな溜息を漏らした。
「ええ?!しげちゃんと喧嘩でもしたんですか?」
美由さんが身を乗り出す様に話に入ってきたが駿さんが眉間にしわを寄せて
美由さんにトーンダウンと一言いうと
しぼんだような声でハーイと返事した。
「好きだって言われました・・・・」
恥ずかしくって下を向けば
「ええええ!しげちゃん告ったんだ」
「美由!」
どうやら美由さんはよく知っている様だった。
凄く気になる。
凄く凄く気になる。
岸田君は一体美由さんにどんな事を話していたんだ?
これ・・・俺と美由からのお礼です」
目の前には私の注文したスプモーニが差し出された。
「そ・・そんな・・別に・・・でもありがとうございます。」
うれしいけどやっぱり素直に喜べない自分がいた。
「・・・・・何かあった・・・そんな感じですね。」
やっぱり顔に出ているんだ。
黙って頷くと小さな溜息を漏らした。
「ええ?!しげちゃんと喧嘩でもしたんですか?」
美由さんが身を乗り出す様に話に入ってきたが駿さんが眉間にしわを寄せて
美由さんにトーンダウンと一言いうと
しぼんだような声でハーイと返事した。
「好きだって言われました・・・・」
恥ずかしくって下を向けば
「ええええ!しげちゃん告ったんだ」
「美由!」
どうやら美由さんはよく知っている様だった。
凄く気になる。
凄く凄く気になる。
岸田君は一体美由さんにどんな事を話していたんだ?