右隣の彼
岸田君が片方の手で照明のスイッチを押した。
急に明るくなるから眩しくて目を細めながら下を向くと
岸田君は靴を脱ぎながら私のバックを片手で持ちもう片方の手で私の手を
掴んだ。
「早くベッドに行こう」
あまりにもストレートな言い方に顔が真っ赤になる。
初めてじゃないがかなりのご無沙汰で
大人の女の様にうまく返せない。
年齢だけなら思いっきり大人なのに・・・

結局ただ顔を真っ赤にさせながら岸田君に引っ張られるように
寝室に入った。

一人暮らしなのにベットがやたらでかい。
より一層緊張が増す。
「あっ・・・もしかしてベッドが大きいから引いちゃった?」
「ひくっていうか・・・でも確かに大きいよね」
岸田君は寝室の入り口付近に私のカバンと着ていたダウンジャケットを置くと間接照明をつけた。
「こう見えて俺凄く寝像が悪くてさ・・・ベッドから落ちないように
敢えておおきベッドにしたんだよね~~」
冗談とも思えない言い方にえ?っと声が出る。
岸田君はベッドに腰掛けると私を引き寄せ抱きしめた
「なーんて嘘。本当は一美とたくさんイチャイチャしたくて
 大きいのにしたんだよ」
私を見上げるながら握った手にキスをする。
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