右隣の彼
「そ・・そんなの、今の方が嘘で寝像が悪いのが本当でしょ~」
咄嗟に言葉を返すと岸田君の手が私の頬を撫でる。
「・・・・どっちも本当だよ」
いつの間にか私の足は岸田君の両足に挟まって
完全にホールドされていた。
岸田君の頬を撫でる手がゆっくりと顎のラインを辿りながら
首へと下りてくる。
そしてその手が胸のラインをゆっくりと滑るとそのまま私の両腕を掴み
自分の方へと引き寄せた。
私の身体は自然と岸田君の方に傾きしゃがんだような体勢になり
目線も同じになった。
岸田君の口角が上がるとほんの少し目を細めた。

「今日からこのベッドは俺と一美のだからね・・・」
その瞬間、岸田君が立ったのが先か私が引っ張られたのが先かよくわからなが
気がつけばさっきまで立っていた私はベッドに倒されていた。
そして岸田君が覆いかぶさるように上半身と片足だけがベッドに乗っていた。
ドキドキしながら岸田君を見つめると岸田君の顔も何だか赤くなっていた。
岸田君が私の服の中に手を滑り込ませた。
ほんの少しだが岸田君の手は冷たくて、あっ!っと声が出てしまった。
だが岸田君の手は動きを止めることなくゆっくりと上昇させ、
反対の手で私の服を胸の上まで一気に上げた。

どうしよう!こんなの予定外だから勝負下着でもなんでもないブラだった。
だがもうスイッチが入った岸田君にとっては今さら何を言おうが
無駄な事だと知っている私は諦めるしかなかった。
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