もう一度、逢えたら…
浦野は、
遠藤が近くに居ない事を
確認しながら、
突然の速水の質問に
たじろぎながらも対応した。


「うーん、
実はさぁ、
話って遠藤の事なんだけどぉ……」


速水は
相当酒が回っているようで、
身体を揺らしながら、
目を瞑って
周りのことはお構いなしに
話し出した。


「ち、ちょっと待て。

お前相当飲んでんな。

ち、ちょっと
外の風に当たりに行こう。

うん、その方が良い。」


いつ、
この部屋に
遠藤が帰ってくるとも解からない状況で、
何を言い始めるか解からない
速水の口を黙らせる為に、
浦野はとりあえず、
速水を外に
連れ出すことにした。
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